ドイツ国家

1. 概要

  • 正式名称:ドイツ連邦共和国
    • 16州からなる連邦国家
  • 略称:ドイツ,独
  • 首都:ベルリン
    • 地方分権型
  • 面積:35.76万km2[2021]
  • 人口:8,435万人[2021]
    • 増加率:0.5%[2015-20]
  • GNI:45,591億USD,53,970USD/人[2023]
  • 1949年にドイツ連邦共和国(西ドイツ)とドイツ民主共和国(東ドイツ,社会主義)に分裂,1990年に西ドイツが東ドイツを編入する形で統一
  • 東西に経済格差

2. 民族・言語・宗教

民族

  • ドイツ系(多数派)
    • 人口の8割程度
  • ガストアルバイター
    • トルコ・東欧からの外国人労働者
  • 移民
    • 人口の2割程度
    • トルコ
    • ポーランド
    • シリア
    • ルーマニア
    • その他EU加盟国・中東地域
  • 少数民族
    • ソルブ人(スラブ系):ザクセン州・ブランデンブルク州
    • フリジア人(西方系ゲルマン民族):ドイツ北西部,デンマーク南部,オランダ北東部
    • シンティ・ロマ人
    • デンマーク系住民

言語

  • ドイツ語(インド・ヨーロッパ語族ゲルマン語派)が公用語
    • 方言の違いが豊か
  • 英語
    • 学校教育の影響で,若い世代を中心に通じる

宗教

  • キリスト教(50%弱)
    • 宗教革命の舞台
    • プロテスタント:主に北部
      • EKD:ドイツ福音主義教会
    • カトリック:主に南部
    • 教会税
      • 所得の8〜9%を国が徴収
      • カトリック教会,EKD,復古カトリック教会,ユダヤ教の信徒として登録した市民が対象
  • 無宗教
    • 東ドイツ地域:かつての共産主義のため
    • 若い世代の間で増加
  • イスラム教
    • トルコ系
    • 中東からの移民・難民

3. 農業

混合農業

  • 農業+豚の飼育
    • 豚の頭数:世界7位[2022]
    • 豚肉生産:世界6位[2022]
  • 北ドイツ平原の荒地(ハイデ)
    • 氷食を受けた土地を改良
    • ライ麦,ジャガイモなど
  • 南部(レス)
    • 肥沃・温暖
    • 小麦,てんさいなど

4. 工業

ヨーロッパ最大の工業国,特に自動車工業が盛ん(ヴォルフスブルクなど)

  • ルール
    • ヨーロッパ最大の工業地帯
    • ルール炭田 → 鉄鋼業
      • エッセン
      • ドムトムント
      • デュースブルク
    • 近年は環境関連産業が発達
  • ライン川中流域
    • フランクフルト(支流のマイン川沿い):金融の中心
    • シュツットガルト(支流のネッカー川沿い):自動車工業
  • バイエルン
    • 南東部,ドナウ川流域
    • ミュンヘン:中心都市
      • ビール工業:伝統
      • 自動車産業
      • エレクトロニクス産業
  • ザール
    • ロレーヌに隣接
    • ザール炭田 → 鉄鋼業が発達
  • エルベ川流域
    • エスチュアリ
    • ハンブルク:ドイツ最大の貿易港

エネルギー

  • 環境問題への関心が高く,再生可能エネルギーの利用が進んでいる
  • 原子力発電なし → 電気代が高騰