イギリス国家

1. 概要

  • 正式名称: グレートブリテン及び北アイルランド連合王国
  • 略称: 英国
  • 首都: ロンドン
  • 面積: 24.44万km2[2023年]
  • 人口: 6,759万人[2022年]
  • 人口増加率: 0.6%[2015-20年]
  • GNI:32,670億USD[2023年],47,800USD/人[2023年]
  • イングランド,スコットランド,ウェールズ,北アイルランドから成る連合王国

2. 民族・言語・宗教

民族

  • 多民族国家
  • 白人が大半を占める
  • 各地方ごとに異なる民族意識

言語(インド・ヨーロッパ語族 ゲルマン語派)

  • 英語:事実上の公用語
  • ウェールズ語,スコットランド・ゲール語,アイルランド語:各地方の伝統として公的な保護・普及活動が行なわれている

宗教

  • イギリス国教会(プロテスタント)が主流
  • 若年層を中心に無宗教が急増

3. 政治体制

  • 立憲君主制
    • 君臨すれども統治せず
    • 国家の統合の象徴
    • 内閣の助言に基づいて国王大権を行使
  • 議院内閣制の先駆
    • 下院(庶民院)の第一党の党首が,国王より首相に任命される
    • 下院の優越
    • 上院(貴族院)は世襲制,下院の法案に修正を求めるなど

4. 国際関係

英連邦(コモンウェルス)

  • 旧英領国家との緩やかな国際組織
  • 植民地時代と異なり,各加盟国は対等
  • 経済的協力,民主主義の推進など

EFTA(欧州自由貿易連合)

  • 1960年創設時の初期加盟国
  • EC(欧州共同体)加盟時に離脱

欧州連合との関係

  • Brexit:2016年国民投票,2020年正式にEU離脱
  • 安全保障,経済,エネルギーなどの協力関係を約束

5. 農業

  • 国土の7割が農地
  • 農業人口率1.0%[2022年]
  • 羊の頭数はヨーロッパ一

6. 工業

スコットランド

  • 中心都市:グラスゴー,エディンバラ
  • 鉄鋼,造船が盛んであったが近年衰退
  • シリコングレン:近年エレクトロニクス産業が発達

北東イングランド

  • 北海油田の開発と共に発達
  • ミドルズブラ:石油化学,鉄鋼業が発達

ランカシャー

  • ペニン山脈西麓
  • リーズ:産業革命で羊毛工業が発達

ミッドランド

  • バーミンガムなどが丹田・鉄山を背景に鉄鋼業が栄えたものの衰退
  • カーディフ,ミドルズブラなど臨海に移動

南ウェールズ

  • カーディフ:臨海型の鉄鋼業

ロンドン

  • テムズ川河口付近に位置
  • 大都市型工業:印刷・出版など
  • 国内最大の工業地域
  • 国際金融の中心の一つ

7. 都市計画

  • 都市の無秩序な拡大(スプロール現象)を防ぐ為に,グリーンベルト(緑地帯)を設置
  • ウォーターフロント開発:テムズ川沿岸のドックランズ(旧港湾施設)を再開発・オフィス化

8. その他