ソマリランド国家

アフリカ北東部(アフリカの角)にある事実上の国家.国際的な承認は得られておらず,一般的にソマリアの北部地域と扱われる.

地域の大部分を実効支配できていない南部ソマリアに対し,ソマリランドは通貨・警察・軍隊・パスポート・民主主義を維持している.

1. 概要

  • 正式名称:ソマリランド共和国
  • 首都:ハルゲイサ
  • 面積:176,120km2(国連非加盟国で最大)
  • 人口:574万人[2021,推定]
  • 言語:ソマリ語(公用語),アラビア語,英語
  • 宗教:イスラム教・スンニ派
  • 現状維持原則のため,国連やアフリカ連合には認められていない

2. 来歴

  • [19c後半]ソマリランドがイギリスの植民地(保護領)化
    • 当時のソマリア南部はイタリアの植民地
  • [1960年6月26日]英国から独立,ソマリランド共和国となる
  • [1960年7月1日]旧イタリア領ソマリアと合併,ソマリア共和国の一部となる
    • ソマリアの独裁政権による弾圧や内戦
  • [1991]再独立を宣言
  • [2016]UAEの巨大港湾企業が,ベルベラ港の開発に着手
  • [2020]中華民国(台湾)がソマリランドを承認
  • [2024]エチオピア・ソマリアが各書に署名
    • ソマリランドはベルベラ港近隣を含む海岸線(約20km)を,エチオピアに50年間貸与
    • エチオピアは将来的なソマリランド承認を検討する
    • 尚ソマリア政府は主権侵害として反発
  • [2025]イスラエルがソマリランドを承認(国連加盟国としては初)